Nostalgia | zizi

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歌詞

 広大な海に覆われた惑星トライトン。豊かなる海は生命を育み、それはやがて陸に上がり進化を続け、果てしなくも長い時を重ね、やがて北半球に広がる二つの大陸に文明が栄える。アトラス海と呼ばれる事となる大洋を挟んで東方のモルト大陸と西方のガルム大陸。向かい合う二つの大陸に住む「人」と呼ばれる種族は豊かさを求めさらに文明を発展させる。

 やがてガルム大陸中央では一つの大帝国が勃興する。しかし支配的な立場にある一部の人間による専制的な国家のあり方は特権階級の中に反対勢力を生み、やがてそれは軍部によるクーデターを招く事となる。国家は一時期混乱状態に陥るも、軍部との協議の後やがて収束、王朝は残しつつも軍部主導による新たな「ガルム連邦」と呼ばれる連邦共和国が誕生する。

 一方モルト大陸では海岸部から勃興した大国が存在し、内陸部へ勢力を伸ばす。こちらでも同様に帝政を布いていたが、代々の皇帝は善政を布いていたため、混乱は起こらなかった。しかしこの物語の時代の先先代皇帝は市民革命を目指す運動の萌芽もあり、時代の変化による国家のあり方を憂慮し国民との対話を重んじ民意を汲み議会を誕生させ、議会の権限を拡大させ王室との合議による体制を創出、「モルト共和国」として国民の支持を得た。

 そしてこの二つの国家は周辺地域との関係を時には力により、時には利害により築きながら勢力を拡大、その版図は留まる事はなく、やがて当然のように海洋に乗り出す。この二つの大陸を隔てるアトラス海の中間地点にはアトラス群島が存在し、大洋歴1800年代半ばに起こった産業革命による近代化後、この地域に眠る豊富な地下資源への利権を巡り二つの大国は衝突、ついに1930年、第一次アトラス海戦が勃発する。

*********

 モルト共和国の西端にある港湾都市、パストル。海に面したこの街は古くは遠洋漁業の港として、産業革命以降鉱石や原油を運ぶタンカー等大型船が出入りし、近代では軍港として栄えていた。第一次アトラス海戦は実際の戦闘は本土から遠いアトラス群島周辺で行われていたが、一度だけガルム連邦艦隊の接近を許し艦砲射撃により唯一本土に被害を受けていた。さらに国民は軍備の充実の為重税に苦しんでおり生活は苦しかった。そんな中幼い頃から戦災孤児院で育ち、閉塞したこの世界からの脱出を夢見る少年と少女がいた。少年の名はカイ。3歳の頃海戦により父を、続けてガルム軍の艦砲射撃により母を失う。少女の名はウィンディ。身元不明で戦災孤児院に捨てられていた子供だった。そんなカイの憧れの存在はラジオで活躍を聞いたエースパイロット、ステア空曹。二人は優しいサチエ先生に励まされながらも健気に育つ。二人はいつも丘の上で海の彼方を眺めながら話しをしていた。カイは将来海軍に入り戦ってガルム連邦に勝利したい、とウィンディに語るが、彼女はいつも悲しそうな表情をする。そんな時カイは戦争が終われば帰って来て同じ街に暮らすから、といつも慰めたりしていた。しかしカイは内心ガルム連邦を親の仇と恨んでおり、出陣すれば命を捨てる覚悟を胸に秘めていた。


[年代と技術的発展度は地球のそれとほぼ同じ設定です。つまりこの物語の時代的設定は地球で言う第二次世界対戦の少し前くらい...という事になります。ちなみにウィンディは捨てられていた時高級生地の服を着せられていた為、街の大人達から「メカケノコ」などと噂され、小学校でからかわれたりしてていますがどちらも良く意味がわかってません。ただそんな時カイはいつも猛然と庇ったりしています。学校と学年の制度は現在の日本と同じ制度。戦災孤児院はありますが予算は厳しく、食料も十分とは言えず皆けっこう辛い日常生活を送っています]


 カイとウィンディはある休日サチエ先生が珍しくおめかしして出かけた為、悪戯心もあり密かに後をつけると、恋人と逢う場面に遭遇してしまう。相手はパイロットの襟章を付けていたが、二人はカフェで深刻そうに話をした後駅に向かう。そして列車に乗るパイロットとの別れ際にサチエ先生が涙を流す場面を見てしまい逃げるように帰って来る。

そして二人が小学校を卒業する頃、長年続いた戦争はそれぞれの国を疲弊させ、中間地点にあるアトラス群島最大の島、ノコ島をDMZ(非武装中立地帯)とし停戦する事に合意する。しかしそれはかりそめの和平であり、互いに軍備を充実させ機会を伺っていた。
 
 やがて二人が中学校を卒業する頃、DMZ近海で些細な事から衝突が起き、やがて第二次アトラス海戦へと発展してしまう。更にウィンディとの別れが突然訪れる。ある日戦災孤児院に現れた国家機関と思われる男たちに連れ去られてしまったのだ。サチエ先生とカイは必死に制止するも有無を言わさず連行され、失意の中カイは反対するサチエ先生の意見に耳を貸さず海軍兵科学校に志願し独り立ちする事を決意する。

[アトラス海戦は本土から遠くはなれたアトラス海中央部で行われているため、本土では少し緊迫感が薄く、都合悪い事はあまり発表しない為単純にカッコいいからとかいう理由だけで軍を志願する若者が多いのですが、実際の戦争体験者を身近に持っていた先生はその現実を良く知っており、徴兵される年齢でもないのに志願する事に反対します。が、軍の学校に行けば衣食住の心配なく給金まで貰えます。サチエ先生はあの時の恋人の事を今でも想っていて、それを戦争に取られたもんだから反対してんだとか、ウィンディは失ったし誰の世話にもなりたくない、敵国は益々憎しという気持ちという思春期の反抗心もあり、でサチエ先生の言う事に耳を貸しません]

 それから三年後、カイは厳しい訓練を終え競争を勝ち抜き水上機のパイロットとなる。配属先は「航空巡洋艦ランティス」。第一次アトラス海戦で後部砲塔部分を大きく損傷した後、航空機の優位性が注目されつつあったため、後部に11機の水上飛行機を搭載出来るように改造されていた。この水上機はカタパルトで射出し、帰艦後着水し、クレーンで回収する。ランティスの艦長は全乗組員の信頼厚いラスダ艦長。飛行隊長は大尉に昇進していたかつてのエースパイロット、ステアだった。憧れを抱いていたカイは喜ぶも束の間、その風体は想像と違いやさぐれていた。ステア大尉はカイ達新兵に連日厳しい猛特訓を続け、その態度も中々打ち解けない...

続く

Comment

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  • zizi

    zizi 17-02-28 20:29

    あっ。mさん!

    >も、もしかして、銀英伝お好きかしら、、?

    え〜いや〜そんな〜....

    ハイ、好きです。
    しかしmさん私の頭の中をよくも看破してくれましたね(笑)
    物語を考え始めた時にこんな感じで...と頭の中にあったのは銀英伝です。
    アニメは見てないんですが本で全部読みました。
    好きなキャラはロイエンタールとミッターマイヤーです。
    ああいう大河的なじっくり1年くらいかけて放映されるような
    作品がまた創られないかな〜と思ったりしています。

    実はこの「Seamless sky」も、どちらの陣営にも
    属さない三つめの国を登場させようかと当初考えてましたが
    それじゃモロに銀英伝だし私の頭では複雑になりすぎて
    まとまりそうに無かったのでやめました(笑)
    本当はガルム陣営にも登場人物を描いて、それぞれの視点から
    交互に物語が進んで最後に交錯する...みたいな感じに
    したかったのですがそれだと完成するのに10年くらい
    かかりそうでシンプルにしています(これで?)

    どうもありがとうございます!



  • m

    m 17-02-28 08:13

    音楽もステキ(^.^)♪
    読みながら、リピートしながら、、
    も、もしかして、銀英伝お好きかしら、、?
    と、カイさまのご成長を見守りたいです(^.^)♪

  • zizi

    zizi 17-02-27 23:14

    べる×2さんどうもありがとうございます!

    >激しい戦火の中でのつかの間の安らぎ

    そうそうマサにそんな場面です。
    物語は...最初はもう少し簡単に設定だけ考えてたのですが
    ちょっと妄想が膨らんで来て現在A4用紙4ページほどに
    なっています(笑)ちょっとご都合主義的な部分もありますが
    まあそこは大目に見てやって頂けると幸いです(笑)

    あ、そんなワザワザ訂正などお気になさらず!
    私もそこはあまり気にしてませんでした(いいのかそれで)
    ウィンディの動向はそうですね、もしも連続アニメになったら
    生い立ちだけで一話丸々使って語ってみたいですね。
    この続きも(曲もストーリーも)時間かかると思いますが
    またアップしようと思います!

  • zizi

    zizi 17-02-27 23:08

    ぷにおさんどうもありがとうございます!

    物語の方もちゃんと書こうかとも思ったのですが
    この粗筋だけで(続きの残りも一応書いてます:笑)
    かれこれ半年ほど費やしているので完成するのに
    途方もない時間がかかりそうなのでとりあえず
    プロットだけでも...

    そういえば先日手島葵さんのインタビュー記事を
    読んだのですが、歌詞の世界を表現するの為に
    「プロットシート」なる物を書く事がある...って
    仰ってあったんですよ。こんな人物がいて、
    こういうストーリーがあって...ってな感じで。
    心の中で思わず「あっ」と叫びました。
    そうか私だけがやってる変な癖じゃなくて
    良かったと安堵しました(ちょっと違うかも:笑)

    菅の音はですね〜。覚えて頂いてて光栄です。
    そうですホルン吹いてました。金管楽器はやはり
    つい使ってしまいます。ホルンならホルンに、
    トランペットならトランペットに「良く鳴る」
    音域があって、そこに合わせてボイシングを
    変えたり、最初ジャストで打ち込んで、その後
    タイミングを微妙にずらしたり、とか色々密かに
    やってますのでそう仰って頂いてとても嬉しく
    思います!

  • べる×2

    べる×2 17-02-27 21:15

    ウィンディですね!失礼しました(-。-;

  • more
  • べる×2

    べる×2 17-02-27 21:14

    激しい戦火の中でのつかの間の安らぎという感じのメロディーですね♪
    それにしてもストーリー設定、構成が綿密に練られていて凄いです!!読んでいて面白いし(^ ^)
    私的にウィンディーの動向と生い立ちが気になりますね!何か鍵を握っている予感がします(^_^)v

  • ぷにお

    ぷにお 17-02-27 07:36

    曲とストーリーと楽しませていただきました。いやあ・・・ziziさんの頭の中は本当に空想の世界でどこまでも広がっているんですねえ。細かな背景まで設定されていて本当すごいと思いました。曲のほうは遠くを眺めるようなすこし切なくも温かいような素敵な曲ですね。以前たしかホルンを演奏されていたとおっしゃっていたような気がするのですが、そのせいか管の音がうまくちりばめられていて素敵だなあと思いました^^

  • zizi

    zizi 17-02-26 17:56

    カテキンレコードさんどうもです〜!

    おお!そのストーリーも良いですね、
    ちょっとメモしとこう≈笑)

    ええ実はこんな話です。もしもアニメになったなら
    絵は爽やかな雰囲気ですが話はリアルな雰囲気です。
    今文章読み返して見たら色々変なところがあるので
    いつか修正しておこうと思いますが大体こんな感じで
    また懲りずに続きを載せて見ようと思います。
    (多分音楽よりも時間がかかってる:笑)

    どうもありがとうございます!

  • zizi

    zizi 17-02-26 17:52

    SZさんどうもです〜!

    今回のサントラは戦闘場面無しの音楽で、登場人物の
    心情を描いた...みたいな感じなのでそう仰って頂けると
    とても嬉しく思います。
    もしもこれが映像作品になったなら...冒頭の場面設定の
    ドキュメンタリックな部分は海と空をバックに
    説明文が文字が遠くに向かって遠ざかって行く...
    みたいな感じで創ってネットで「スターウオーズ」
    のパクリだと炎上する...と言う炎上商法を
    用いて注目を集める予定です(笑)

    どうもありがとうございます!

  • カテキンレコード

    えっ!こんなお話だったんですか?
    そして、カイは実は超能力を眠らせていて、それが目覚め敵の攻撃を予測できるようになり、エースパイロットとなったが、機体の故障により不時着、敵の捕虜となる。そしてそこでウィンディと再会するのであった。彼女はスパイとして養成され敵地に潜入していたのだった。と妄想が広がりましたが、多分もっと渋いリアルなストーリーになりそうなサントラだなあと思いました。

  • Shining Zephyrus

    Shining Zephyrus 17-02-25 05:52

    いよいよドラマがドキュメンタリックに動き出しそうなところですね^^
    洗練された静かな重奏は、主人公カイの心の内面描写と
    ウィンディへの思いを、切なくも美しく表現しているようでした♪
    アートワークの大海原の遠くー
    ふとカイの乗る艦船のシルエットが
    浮かび上がったわたくしでした!

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