「コーライティング・ワークショップ2016」開催レポート

2016-06-02 Thu

50人以上の参加者が真鶴に集結

昨年9月の開催に続いて2回目の開催となるコーライティング・ワークショップ(日帰り作曲キャンプ)を2016年5月28日(土)に神奈川県の真鶴町にて開催。今回は参加者も50人を超えて昨年以上に盛況に開催となりました。各チームが結束を深めて交流が盛んに行われていたことと、何より「コーライティングが楽しかった」という感想が多く聞けたのが印象的でした。

「コーライティング・ワークショップ」とは?

本イベントは「Creators Camp in 真鶴」内のイベントとして開催。チームで作曲を行う「コーライティング」の手法を体験してもらうことを主な内容とし、一般から募集した作曲家、作詞家、歌い手等の音楽家を対象として実施。運営側でメンバーの組み合わせを決めたチームを結成し、デモ作品を1曲制作する内容が特徴の実践的なワークショップです。

当日の進行についての細かいところは昨年のレポート記事をご参照いただくとして、本レポートでは昨年と異なる新しい点を中心にたくさんの写真と共に当日の様子を振り返ります。

オーガナイザー:山口哲一 氏
コーライティング・コーチ:伊藤涼 氏
運営:START ME UP AWARDS事務局、クレオフーガ

今回の新しい試みの一つとしてコーライティングファーム(以下、CWF)の作曲家にご参加をいただき、各チームに1人ずつ”チューター”として参加していただきました。CWFは山口哲一氏、伊藤涼氏が主宰するプロ作曲家養成講座「山口ゼミ」の卒業生で構成されるプロ作曲家集団です。今回は各チームのチューターとして、コーライティングを初めて体験する参加者をサポートしていただきました。

コーライティング・ワークショップでは、限られた短時間のうちにデモを作成しなければなりません。参加者が進め方に迷ったり、時間配分で大きなロスが発生しないように、コーライティングに熟知しているチューターにサポートしていただくことで円滑に進めることができました。

チームによる音楽制作(コーライティング)を支援する新サービス「Co-Writing Studio」を今回のイベントで初お披露目させていただきました。これは、「ファイル共有」「チームでのコミュニケーション」の2つの要素においてチームで音楽制作を行うことを支援するためにクレオフーガで開発中のツールです。コーライティング、バンド、サークルなど様々な音楽制作シーンで活用していただくことを目的としています。

ワークショップで気の合う人と出会えれば、その後も「Co-Writing Studio」をを活用して引き続きコーライティングに取り組んでいただければと願っています。実際、イベントが終わった後に現在も「Co-Writing Studio」を使用してオンラインでコーライティングが進んでいます。

夕方17時30分からはいよいよ発表会を開催。全ての参加者が集合し、各チームが制作した作品をチーム1から順番に発表していきます。

各楽曲に対してコーチの伊藤涼氏によるコメントの他、ゲストアドバイザーとして音楽プロデューサーの浅田祐介氏、DTM/デジタルレコーディングのライターの藤本健氏、マリモレコーズの代表江夏正晃氏、元センチメンタル・バスのキーボディストであり現在は音楽プロデュースなどを手掛ける鈴木秋則氏など、大変豪華なゲストアドバイザー陣も参加。参加者の作品に対して熱いメッセージをいただきました。

講師陣からの実践的なアドバイス

以下、講師から寄せられたコメントの一部をご紹介します。

  • Jポップは構造としてもっと飽きさせない工夫がある。その辺りを考えてブラッシュアップしてほしい。みんな若いのに驚きがないのが驚きました。(浅田祐介氏)
  • はじめてのコーライティングで、少ない時間でここまで作品が出来るのは素晴らしい(藤本健氏)
  • コード進行が普通過ぎる。かっこいいボイシングをまず考えてほしい。シンプルにシンプルにかつドラマティックに!どれだけ考え抜いたかが重要。(江夏正晃氏)
  • 普通だなと感じたので、どこかで「普通じゃない」要素を入れることを考えてほしい。楽曲提供だと他の曲と1歩でも2歩でも先に出ることを考えてほしい。(鈴木秋則氏)

コーライティングはコミュニティ作り

試聴会の後には、軽食とドリンクを用意しての交流タイムが行われました。参加者同士で交流をしたり、コーチの伊藤涼氏やゲストアドバイザーへ質問を求める熱心な参加者も多く見られました。また、各チームも非常に仲が良くなっていて、連絡先を交換しあったりチームごとに食事に繰り出したりと凄く盛り上がっていたのが嬉しい光景でした。

コーチの伊藤涼氏からは「短い時間で荒削りではあったが、参加者の意欲を感じた。コーライティングを好きになって今後も取り組んでもらえたら嬉しい。」との総評をいただきました。また、同氏による「コーライティングはコミュニティ作り」という言葉も印象的で、確かにコーライティングを通じて仲間ができ、音楽制作の輪が広がっていくことは素晴らしいことだと感じました。

コーライティングに興味がある?是非体験してみよう

「コーライティングに興味はある。でもなかなか体験する機会がない。」という方が多いのではないでしょうか。今回のようなイベントでは、そういった方にとてもピッタリの機会かと思います。

全くの初対面の状態からスタートするので、最初は各チームはぎこちない様子ですが、時間を経るごとにどんどん結束して”チーム”になっていくのが傍から見ていても分かるくらいで非常に興味深いところです。
また今後も開催していきたいと思いますので、興味をお持ちいただいた方は是非またの機会にご参加ください。

「コーライティング」をもっと知りたい方へ

最先端の作曲法 コーライティングの教科書 役割シェア型の曲作りが、化学反応を起こす!

今回のイベントのオーガナイザーの山口哲一氏と、コーチの伊藤涼氏のお二人が共著で執筆された書籍です。

「教科書」と名を冠している通り、「コーライティング」についての実践的な取組方法を体系的に解説された書籍です。コーライティングに興味を持った方、より深く知りたい方は是非お読みください。


最後に、実際に参加された方の感想ツイートを集めてみました。参考にしてみてください。

真鶴町の会場に集合。コーチの伊藤涼氏によるセミナーがスタート!

いよいよチーム分けを発表!ドキドキの初顔合わせです

お弁当を食べながら、自己紹介&どんな曲を作るかの作戦会議タイム

各チームがどんな曲を作るのかターゲットを発表

制作タイム!各チームそれぞれのやり方で進めます

コーチの伊藤涼氏による巡回指導が行われます

作品発表後は交流会で各チーム親睦を深めます

~Co-Writing Studioリリース記念~ 音楽クリエイターズ#07「プロ作曲家になる方法」 feat. プロ作曲家養成講座「山口ゼミ」

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